主な機能
通常の構造解析と同じインターフェースを使用して、Ansys Motionでシミュレーションを実行します。1つのモデルをさまざまな目的で再利用できるため、時間を大幅に節約できます。仕様には、キャタピラ用のAnsys Motion Linksモデラー、FE動解析ツールなどが含まれます。
Ansys Motionは、Ansys Mechanicalのインターフェースに組み込まれた、高度なマルチボディダイナミクスソルバーをベースとした第3世代エンジニアリングソリューションです。剛体や弾性体の高速かつ正確な解析が可能になり、機械系全体の解析を通じて物理的事象を正確に評価できます。
Ansys Motionは、コンポーネントモデリングおよびシステムモデリングの両方を行うための完全に統合されたシミュレーション環境です。剛体と弾性体の両方について、1つのソルバーから同時に高速かつ正確な解析を実行できます。系の運動性能、応力安全解析、熱伝達、振動および疲労の把握は不可欠です。Ansys Motionは、マルチボディダイナミクスシステム設計のための最もロバストで高度なシミュレーションソリューションです。
通常の構造解析と同じインターフェースを使用して、Ansys Motionでシミュレーションを実行します。1つのモデルをさまざまな目的で再利用できるため、時間を大幅に節約できます。仕様には、キャタピラ用のAnsys Motion Linksモデラー、FE動解析ツールなどが含まれます。
2024年1月
2024 R1では、新しいドライブトレインの機能強化、新しいユーザーフレンドリーなガイドメッセージ、およびPythonでの動作や力の大きさなどの複雑な出力を定義する機能がAnsys Motionに追加されました。
新しいドライブトレインの機能強化には、歯当たり圧力(TCP: Tooth Contact Pressure)、歯当たり変形(TCD: Tooth Contact Deformation)の計算、歯の剛性の計算方法、およびギア仕様の「許容誤差」タブが含まれます。これらの機能強化により、より正確でリアルなギア性能と耐久性の解析が可能になります。
Pythonモジュールを使用すると、ユーザーは動作や力の大きさなどの複雑な出力を定義できるようになり、自動化と効率向上が可能になります。
ユーザーは、新しいユーザーフレンドリーなガイドメッセージを使用してソルバーエラーをトラブルシューティングできるため、複雑な問題の解決にかかる時間が節約され、イライラすることもありません。
Ansys Motionは、弾性体マルチボディダイナミクスをベースとした次世代エンジニアリングソリューションです。単一のソルバーシステム内で剛体および弾性体の高速かつ正確な解析が可能になります。Motionは、多くの産業用途の設計プロセス中に系の運動性能、応力安全解析、振動解析、疲労解析を実行することで、市場投入までの時間を短縮できます。Motionが備えるGUIは、コンポーネントやシステムを個々にまたは同時に解析できるロバストなモデリング環境を提供し、設計と解析に新しい可能性をもたらします。
Ansys Motionのさまざまな機能の詳細については、以下をご覧ください。
Motionのリソースおよびイベント
Ansys Motionのツールキットを使用して、特定のマルチボディダイナミクスに対するニーズがある領域で作業するユーザーが、より迅速かつ効率的に作業できる方法について説明します。
ベアリングやハウジングを含むギアトレインの迅速かつ詳細なモデリングを可能にするプリ処理およびポスト処理ツールであるAnsys MotionのDrivetrainツールキットの使用方法について説明します。
Ansys Twin Builder、MathWorks社のMATLABおよびSimulinkなど、社内のシステムモデリングツールをAnsys Motionとシームレスに連携させる方法について説明します。
Ansysは、障がいを持つユーザーを含め、あらゆるユーザーが当社製品にアクセスできることがきわめて重要であると考えています。この信念のもと、US Access Board(第508条)、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)、およびVoluntary Product Accessibility Template(VPAT)の最新フォーマットに基づくアクセシビリティ要件に準拠するよう努めています。