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Ansys Sound
音響解析およびサウンド設計

Ansys Soundを使用して、音響の実測値または音響シミュレーションの結果(CAE NVH)に基づいて音源を聴き、解析し、設計できます。

Ansys Sound

サウンドの品質と設計を向上

Ansys Soundは、サウンド品質基準と音響テストを使用して製品の騒音を解析および最適化できるポストプロセスツールです。革新的な時間周波数解析および処理機能を使用して、サウンドコンポーネントを分離および修正し、サウンドが人間の知覚に与える影響を評価できます。Ansys Soundは、シミュレータ内および車内での3Dサウンドを再現します。これには、アクティブサウンド(ICE)または電気自動車(EV)を調整するためのツールが含まれます。

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    騒音公害の軽減
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    心理音響指標
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    振動騒音およびCFDシミュレーションを聞く
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    音源の分離

クイックスペック

Ansys Soundの強力なポストプロセス機能を使用して、意味のある振動音響の仕様、ターゲット、受け入れしきい値を定義します。電動モータの騒音、航空音響の音源、バーチャルリアリティ3Dサウンド向けの専用ツールが提供されます。

  • サウンドの解析と再生
  • 心理音響とサウンド品質
  • 没入型のドライビングシミュレータのサウンド
  • 電動モータのサウンドの最適化
  • 高調波探査
  • サウンド知覚のための音響テスト
  • エンジンサウンド設計
  • マルチフィジックス音響CAEサウンドのレンダリング
  • 高精度空間サウンド
  • EV向けのアクティブサウンド設計

JANUARY 2025

What's New

In 2025 R1, Ansys Sound offers new features regarding PyAnsys Sound, Sound Power Level calculation, and methods to generate the time signal from the spectrum in SAS. 

2025 R1 Acoustics Sound Psychoacoustics Criteria PyAnsys
Psychoacoustics Criteria in PyAnsys Sound

You can now calculate psychoacoustic criteria for estimating noise annoyance directly in Python using data from any stationary sound, including Power Spectral Density (PSD).

2025 R1 Acoustic Sound Power Level SAS PyAnsys
Sound Power Level in SAS and PyAnsys Sound

We have added two new acoustics criteria: Sound Power Level (SWL) and LWA. Sound Power Level (SWL), calculated according to ISO 3744, measures the acoustic power delivered by a source. LWA is the standard calculation used to indicate the noise emission levels of commercial products.

2025 R1 Acoustics Sound Generating from Spectrum
Generating Sound from Spectrum in SAS

Three methods to generate the time signal from the spectrum are now available – respecting the content of the sound with regards to tones, broadband noise, or a combination of both.

音響シミュレーションのメリットを増大

サウンドは、あらゆる場所で発生しています。世界的な競争が激化し、ソーシャルメディアが購買決定に影響を与える中で、リスクは高くなっています。

VRX Sound Studio

ビジネス上の利点

「Ansys Soundを使用することで、これまで以上に時間を短縮できるようになりました。Ansysにより、当社のチームは早期段階で設計を選択できるようになり、実機試験の削減、市場投入までの時間の短縮が可能になります。」

— Julien Caillet氏(Airbus Helicopters社、音響部門長)

開発者は、使用時に製品が発生するサウンドを予測して最適化するという課題に直面しています。音響効果の評価を物理的なプロトタイプの作製段階まで先延ばしにすると、問題解決に多くの時間と費用がかかるだけではなく、ユーザーエクスペリエンスが低下し、ブランドの評判が損なわれる可能性もあります。Ansys Soundでは、製品の仮想モデリングの初期段階で評価できるように騒音と振動の予測を可能にするポスト処理ツールが提供されます。

これを他のAnsysソリューションと組み合わせることで、音響を即座に改善し、設計を過剰にエンジニアリングすることなく、後期段階の再作業にかかる時間とコストを排除できます。推測に頼るのではなく、事実に基づく音響エンジニアリング評価を実施することで、あらゆる業界の企業はブランドの評判をより高め、収益を生み出し、長期的な顧客ロイヤルティを構築するための特徴的なサウンドを生み出すことができます。

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EVに最適な電動モータのNVHとアクティブサウンド設計

Ansysの音響ソリューションは、電動モータの騒音、振動、ハーシュネス(NVH)に対応する完全なマルチフィジックスワークフローを提供します。

車両電気システムアプリケーション

車両電気システム

自動車の電気システム設計をシミュレーションで最適化することで、自動車エンジニアは未来のコネクテッド型の自動運転車を開発できます。

VRXアプリケーション

製品の仮想モデリングを使用した、初期段階での騒音と振動の予測および評価

Ansys Soundは、サウンド設計、サウンド解析、およびサウンド品質のための最高のソフトウェアソリューションです。このソリューションは、製品の仮想モデリングの初期段階から、または所定の測定データベースに基づいて、人間の聴覚を介して騒音と振動を予測および評価するための革新的なポスト処理ツールを提供します。  サウンドをドライビングシミュレータ、フライトシミュレータ、バーチャルリアリティプラットフォームにリンクすることができます。

Ansys Soundは、サウンドの定義、ブランドのサウンドの作成、主観的および客観的な測定、コンポーネントの分離、トラブルシューティングを行う方法を確立します。

 

主な機能

音響シミュレーションを聴き、録音の解析、サウンド品質の最適化、3Dサウンドの再現、アクティブサウンドの設計を行います。

  • サウンドの解析、管理、再生
  • 高調波探査と電動モータ
  • マルチフィジックスシミュレーション結果のサウンド
  • 心理音響とサウンド品質
  • サウンド知覚測定のためのリスニングテスト
  • 高精度空間サウンド
  • 没入型のドライビングシミュレータのサウンド
  • エンジンサウンドエンハンスメントおよびアクティブサウンド設計

音響信号のフィルタリングと比較を可能にし、ノイズ除去、音色コンポーネント、過渡部分抽出、およびすべてのコンポーネントのミキシングを捉える最先端のアルゴリズムに基づいて、信号を複数のコンポーネントに分離します。笛吹音、うなり音、その他の純粋な周波数または高調波周波数を追跡して分離することができます。Ansys Sound内のサウンドモジュールの過渡検出コンポーネントを使用すると、衝撃、ティック、クリック、爆発、およびあらゆる種類の衝撃性音を分離できます。

RPMプロファイルの検出または信号への関連付けや、次数解析の計算の可能性を探ります。RPM信号は、記録されたタコメータ信号またはパルス信号から取得できます。または、Ansys Sound内の統合ツールを使用して、時間周波数表現で高調波を検出するために抽出および作成します。これらのツールは、高調波次数解析を実行するためにタコメータなどの特定のセンサーデバイスを必要としません。電動モータについては、数回クリックするだけでPWM(パルス幅変調)トーンを分離することもできます。

電動モータの動的モデルの音響シミュレーションからサウンドを聴き、サウンドを修正して、コンポーネントのレベル変化による影響を評価することができます。すべての作業は、サウンド品質に関する調査を行いながら実行できます。

AnsysとCNRS LMA研究所のチームによる共同研究では、衝撃性音のラウドネスを定量化しています。Ansys Soundの心理音響機能は、ラウドネス等化に対応する特定の共通指標に到達するために一連の信号の等化を実行できます。

サウンドの品質、ユーザーの好み、サウンドのポジショニング、不快感の調査など、製品のサウンドに関する貴重で信頼性の高いユーザーフィードバックを得ることができます。

すべての音源に対して、3Dサウンド手法を使用できます。サウンドの現実感を最大限に引き出すために、お客様の施設に合わせたラウドスピーカーのセットアップが可能です。さらに、オンサイトでのキャリブレーションと等化を実行して、シミュレーションで最適なリアリティを生み出すことができます。2台のスピーカーから出力された信号でも、リスナーは実際のサウンドシーンに没入しながら、オリジナルのサウンドスケープが音色や空間位置で高品質に再現されている感覚を味わうことができます。Ansys Soundでは、複数のスピーカーを設置またはヘッドホンを使用した、ヘッドトラッキングあり/なしによるバイノーラル、トランスオーラル、VBAP、アンビソニックスといったさまざまな手法が提供されます。

アクティブサウンド設計テクノロジーは、走行中のオーディオフィードバックにより、車両をさらに生き生きと、魅力的で安全なものにする雰囲気を作り出すことができます。これは、AVASやADASサウンドを含むICEエンジン車やEVに使用されています。

これには、パワートレイン(ICE、ハイブリッドまたはEV)、空力騒音、回転騒音、タイヤのきしみ音、HVAC、トラフィックなど、自動車関連のサウンド生成のための高度なリアルタイムオーディオ合成ツールの提供が含まれます。サウンドは、ドライビングシミュレータやバーチャルリアリティプラットフォームに組み込めるように設計されています。オープンデータベースを使用すると、カスタマイズされた車両音を作成し、ソフトウェアに組み込むことができます。ソフトウェアの合成技術は、特定のシナリオ内のリアルタイムイベントに従って音源を生成することで構成されているため、運転条件が変更されたときに合成アルゴリズムが新しい条件に一致し、各音源がそれに応じて変化します。お客様の施設に合わせてラウドスピーカーを設定し、オンサイトでのキャリブレーションと等化を行うことで、最適なリアリティを生み出します。 


ホワイトペーパーと記事

電気自動車に対応するAnsysのNVHソリューション

電気自動車に対応するAnsysのNVHソリューション

Ansysのソリューションは、設計サイクルの初期段階で電動モータのNVH効果を正確に評価し、車両の性能と安全性を向上させます。


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オンデマンドウェビナー

 


アクセシビリティに優れたAnsysソフトウェア

Ansysは、障がいを持つユーザーを含め、あらゆるユーザーが当社製品にアクセスできることがきわめて重要であると考えています。この信念のもと、US Access Board(第508条)、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)、およびVoluntary Product Accessibility Template(VPAT®)の最新フォーマットに基づくアクセシビリティ要件に準拠するよう努めています。

Ansysができること

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当社はお客様の質問にお答えし、お客様とお話できることを楽しみにしています。Ansysの営業担当が折り返しご連絡いたします。

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