概要
Ansys Q3D SI(シグナルインテグリティ)入門コースでは、ネットをグラウンドまたはフローティングに設定したり、帰路を指定したりする際に使用するマトリクス縮合を焦点に置きます。 このコースは新規ユーザーを対象に、Q3Dワークフロー、ソルバー、および解析のセットアップ、ならびにキャパシタンスおよびインダクタンスのマトリックス縮合を扱います。 このコースでは3Dモデリングは扱いません。 Q3DはAnsys Electronics Desktop(AEDT)環境で実行されるため、「HFSS入門」の自己学習コースのリソースとビデオを活用して、AEDT、レポートの生成、および3次元ジオメトリの構築について学習することをお勧めします。 ワークショップは、個人で自己学習に取り組めるようにわかりやすく、役立つ内容になっています。
前提条件
- 集中素子電気回路論、つまり、キャパシタンスおよびインダクタンスの知識が必要不可欠です。
- 電磁界(EM)シミュレーションの経験は必要ありませんが、電磁界シミュレーションまたはAnsys Electronics Desktop の経験があれば役立ちます。
- 準静的解析を含む電磁界の知識が強く推奨されます。
受講対象者
準静的解析が適用可能なシグナルインテグリティのプリント基板(PCB)および構造を扱っている電子エンジニア。
学習方法
Q3Dの使用に精通し、生産スキルを伸ばすための講義スライドファイルおよびハンズオンシミュレーションワークショップ。コースの完了時にトレーニング修了書が授与されます。