Webinar
2024R2: Ansys Lumerical, Zemax Optic Studio, Speos アップデートセミナー
(Lumerical)
Ansys Lumerical 2024R2 では主要な改善点として、FDTD ソルバーが GPU により、シミュレーション速度が向上したり、RCWA ソルバーによる屈折率プレビューなどの機能の改良が導入されます。
曲面をサポートするLumerical Sub-Wavelengthモデルの改善も導入され、より柔軟で高速な処理が可能です。
(Ansys Zemax OpticStudio)
Ansys Zemax OpticStudio 2024 R2では物理工学伝搬 (POP)にてブラックボックスデータが使用可能になりました。
ノンシーケンシャルではIES TM-25の取り扱いも可能となります。更に、製造性を考慮した設計を可能とするための機能やオペランドが追加されました。
FFT MTF解析のパフォーマンスも向上し、複数視野、波長での解析時間が大きく向上します。Speosとの連携も強化され、より複雑な迷光解析が可能となりました。
(Speos)
Ansys Speos 2024R2 では、ODXでいくつかの新しいレンズ面をサポートします。
ODXの形状に面光学特性(FOP)を付与することが可能になり、OpticStudioに戻らずに作業を継続できます。
改善されたシーケンス検出ツールでは、シーケンスをピーク照度の順にソートすることが可能です。ライブ・プレビューのUIは刷新され、リアルタイムで光源パワーを個別に制御することができます。
また現在の視点から、輝度受光面を生成する機能が追加されました。OPDライドガイドは複数の光軸をサポートします。