Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
AnsysのシミュレーションソリューションとAIを用いて自動運転車のシミュレーションレースを実施
ペンシルベニア州ピッツバーグ、2021年6月30日 – Ansys (NASDAQ:ANSS)はIACの主催者であるEnergy Systems Network (ESN) および Indianapolis Motor Speedway (IMS), と共催して、IMSのデジタルレプリカ上で最終的に7チームが決勝レースで頂点を競う自動運転車のシミュレーションレースを行いました。Ansysは優勝者であるイタリア、ロンバルディア州のミラノにあるミラノ工科大学(POLIMI)のPoliMOVEチームに優勝賞金10万ドルを、二位となったドイツ、バイエルン州、ミュンヘンにあるミュンヘン工科大学(TUM)のTUM Autonomous Motorsportチームに賞金5万ドルを現金で授与しました。
Ansys IAC Simulation Race はIACの重要なステップとなるもので、大学のチームがレースで競う自動運転レースカーのプログラムを作る競技です。IACレースはIMSで2021年10月23日に行われる予定で、そこでは全自動化されたDallara AV-21レースカーを用いて残りの130万ドルの賞金獲得を目指して安全に競い合うレースを行います。短い期間で複雑なエンジニアリング課題を解決しなければならず、チームにとって10月のレースに向けて安全でコストを抑えたコントローラの迅速な開発を行うためにはシミュレーションが不可欠となります。
Ansys IAC SimulationRaceでは17の参加チームがタイムトライアル、検証走行、準決レースとそこまでに残った7車両による10ラップの決勝レースの4段階の競技を行いました。この競技は各チームがレースカーのコントローラとして包括的に機能する配置、予測、計画および制御のアルゴリズムを開発したのと同じ仮想のAnsysシミュレーション環境で行なわれました。これにより各チームがコース内で衝突を避けながらレースカーを操縦し戦略的なレースの遂行を可能とするコントローラの機能を試験することができました。
「Ansysのような業界をリードする企業と共同作業を行いIACで競技することは大変貴重な経験となります。私たちは大企業が自動運転車(AV)の開発に用いているのと同じツールを使用した実践的な経験をすることができました。優勝できたことを非常に嬉しく思い、ソフトウェアを最適化するために使うコントローラに関する知見を得ることができ、10月に行われるレースでも同じ結果が得られるように頑張ります。」(PoliMOVEチーム、ミラノ工科大学Sergio Savaresi 教授)
IACは世界中の40大学からなる30以上のチームの参加を得て2019年に発足しました。一連の予選ラウンドを勝ち抜いたチームが10月のレースで競い合います。
「シミュレーションにより各チームが物理的なレースカーを制御するソフトウェアの設計が可能となります。これにより大きな自由度をもって非常に難しい問題へ独創的かつ明敏に取り組むことができます。シミュレーションの分野において最も優れた企業であるAnsysとパートナーを組み、AnsysがIACにもたらしてくれたソリューション、技術、熱意なしにはこれを遂行することはできませんでした。」(ESN、マネージングディレクター、Matt Peak氏)
AVが一般道路を走行する前には非常に多くのエンジニアリング課題を解決しなければなりません。多くのメジャーなOEMと同様に、ESNもこれらの課題を克服するためのシミュレーションの重要性を認識しており、AnsysをIACでの唯一のシミュレーションのスポンサーとして指名しました。Ansysは各チームに最先端の研修を行い、 Ansys Autonomy スイートにある製品に自由にアクセス可能としました。AnsysはまたレースカーとIMSのデジタルレプリカを構築し、チームがレースカーコントローラを進化させるための3つのハッカソンを開催しました。
「IAC等の課題を通じて大学と関わることにより、Ansysは次世代のエンジニアがAVの実用化を加速することを支援していきます。この競技に参加するチームは技術的な創意工夫をもってAnsysのソリューションを使うことができただけではなく、パンデミックによる困難な状況にも関わらず完遂することができました。これらのチームが既に成し遂げたことに対して大変感銘を受けております。」(Ansys、Marketing and Customer Excellence部門、Worldwide Salesシニアバイスプレジデント、Rick Mahoney)
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、Ansysのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。Ansysは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、Ansysは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたAnsysは、本社を米国のペンシルベニア州ピッツバーグ南部に置いています。詳細は、www.ansys.comをご覧ください。
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アンシス・ジャパン株式会社(Ansys Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。
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