Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
DATE: 12/17/2024
PRESS RELEASE
ペンシルベニア州ピッツバーグ、2024年12月17日 – Ansys(NASDAQ:ANSS)は本日、設計の初期段階から製品のライフサイクル全体を通じて行われる意思決定がサステナビリティに与える影響をシミュレーションで測定、評価するための新しい手法を紹介するレポートを発表しました。このレポートにはMcKinsey & Co社の調査と分析支援が組み込まれており、Danfoss Drives社、Infineon社、Mars社でこの手法がどのように活用されたかを詳述しています。調査結果によると、これらの企業はAnsysのソリューションを使用することで、いくつかのケースで製品ライフサイクル全体で直接、間接、下流のGHG排出量を少なくとも10%削減しました。
サステナビリティは、規制圧力、消費者の需要、気候変動に後押しされた、世界的なビジネス上の重要な優先事項です。しかし、材料使用、電力消費、廃棄物、排出量に関するロバストなデータがないため、企業は大規模なサステナビリティへの取り組みを採用できないことがよくあります。Ansysのシミュレーションでは、このような市場の課題にあらゆる業界の企業が俊敏に対応し、サステナビリティへの取り組みを支援することが可能になります。
たとえば、理想的な設計を特定した後、廃棄物の発生量の削減、エネルギー効率の向上、全体的なカーボンフットプリントの削減など、特定のサステナビリティ目標を達成するために、それをさらに最適化できます。Ansysのシミュレーションは持続可能性に焦点を当てた4つのソリューションの柱を通じて、仮想プロトタイピング、プロセス最適化、忠実度の高い結果によって、企業がサステナビリティへの取り組みの投資収益率を予測できるように支援します。
· クリーンな環境には、排出ガスの追跡と制御、炭素の回収、利用、貯蔵、水処理と管理、環境騒音、塵、軌道上のスペースデブリのシミュレーションソリューションが含まれます。
· 材料と循環性には、材料の管理と選択、パッケージング、軽量化、化学物質の安全性、コンプライアンスとトレーサビリティ、リサイクル、再利用が含まれます。
· エネルギーソリューションは、風力、太陽光、水素、原子力、その他の代替エネルギー源のシミュレーションソリューション、統合エネルギーシステム、エネルギー貯蔵ソリューション、電動モータ、急速充電バッテリー、燃料電池を中心としています。
· 製造効率と運用効率には、高度な製造、デジタルツイン、予後健康管理、エネルギー消費効率、信頼性と耐久性、ワークフローの最適化、プロセスの自動化、安全性が含まれます。
さらに、このレポートでは、シミュレーションがサステナビリティの取り組みにどのようにプラスの影響を与えるかを明確に特定するための4ステップの手法を概説しています。これは、1)重要な指標を特定して優先順位を付ける、2)取り組みを評価してランク付けする、3)シミュレーションの貢献度を評価する、4)影響を定量化して集計する、というものです。
たとえば、エネルギー効率に優れたソリューションの世界的リーダーであるDanfoss Drives社では、Ansysのシミュレーションを使用して、電動モータの速度、ト ルク、パワーを管理するさまざまなアプリケーションで使用される最新世代のドライブコントローラを最適化しました。Danfoss Drives社はAnsysの手法を使用して、シミュレーションによりドライブの効率を向上させ、旧世代と比較して耐用年数のエネルギー消費を最大45%削減することに成功しました。これはシミュレーション無しの場合の2倍の削減です。
Danfoss Drives社の仮想設計、テスト、最適化担当責任者であるMichael Laursen氏は、次のように述べています。「Ansysのシミュレーションは、サステナビリティの目標を達成し、最もエネルギー効率の高いソリューションをお客様に提供するという当社のビジネスモデルを推進する上で重要な役割を果たします。シミュレーションを使用することで、迅速で徹底的な解析、素早い意思決定、排出量の推定を可能にすることで、製品設計プロセスを改善できます。収集したデータは、現在のプロセスを形成するために不可欠であり、コスト削減の機会を特定するのに役立ち、最終的には技術の進歩とイノベーションへの扉を開きます。」
この手法は、半導体およびシステムソリューションの世界的リーダーであるInfineon社が、電気自動車インバータ設計の総電気損失を測定するのにも役立ちました。シミュレーションを使用することで、Infineon社は電気損失全体を50%削減し、下流の排出量を車両1台あたり2~3%削減しました。さらに、 スナック菓子、食品、ペットケア製品およびサービスのリーダーであるMars社は、ポートフォリオ全体で12,000種類以上のパッケージタイプを再設計するためにAnsysのシミュレーションを使用しており、2024年にはプラスチックの使用量を246トン削減しています。
McKinsey社のパートナーであるJan Paul Stein氏は、次のように述べています。「先進的なシミュレーション技術は、企業が世界の排出目標を達成する上で極めて重要な役割を果たします。本レポートでは、 エンジニアリングや製品設計におけるサステナビリティを推進するためにシミュレーションを活用する最も適切な機会を特定し、その影響を定量化する方法を4つのステップに分けて明確に示しています。これは、シミュレーションツールを使用してサステナビリティの目標にさらに大きな貢献を達成するために不可欠です。」
Ansysの最高技術責任者であり、サステナビリティプログラムのエグゼクティブスポンサーであるPrith Banerjeeは、次のように述べています。「Ansysの製品スイートは、製品開発のあらゆる段階で、あらゆるタイプのアプリケーションや業界の環境への影響を評価するためのさまざまなソリューションを提供しています。気候変動への対応と地球規模の排出量の削減は、私たちがどの程度迅速に行動するかによって異なります。Ansysの業界をリードするソリューションにより、お客様は革新的で持続可能な製品をより効率的かつ大幅に短い時間で開発できるようになり、現在の規制基準への準拠を保証し、将来の規制に備えることができます。」
サステナビリティを推進するためのシミュレーション手法の詳細についてはレポート全文をお読みいただき、CES 2025(ラスベガスコンベンションセンター、西ホール、ブース番号6400)の期間中にAnsysブースまでぜひご来場ください。
当社のミッション: 人類の進歩を促進するイノベーションに力を™
Ansysのシミュレーションは、ビジョナリーカンパニーが世界を変える革新的アイデアを、設計から現実のものにするために活用されています。50年以上にわたり、Ansysのソフトウェアは、様々な業界のイノベーターがシミュレーションの予測能力を活用して、限界を越えることを可能にしてきました。持続可能な輸送手段から高度な半導体まで、衛星システムから救命医療機器まで、Ansysは人類の進歩における次なる大きな飛躍の原動力となります。
Ansys、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。
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