Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
DATE: 1/5/2023
PRESS RELEASE
ペンシルべニア州ピッツバーグ、2023年1月5日 – イタリアの自転車メーカーであるBianchi社は、Ansys(NASDAQ: ANSS)シミュレーションソフトウェアを使用し、ロードバイクとEバイクの設計の効率最適化により、フレーム試作を70%削減し、市場投入の迅速化と開発コストの削減を実現しました。Ansysソリューションにより、競技用自転車やEバイクの設計要件を満たし、ISO安全規格に適合した、より強く、軽く、剛性の高い自転車フレーム形状の実現が可能になりました。
さまざまな用途や環境に対応する自転車を設計することは、メーカーにとって大きな挑戦です。自転車競技の世界では、より軽く、剛性の高い、速い自転車が強く要求されます。Eバイクには、軽量でありながら路面からの衝撃に耐える強度を持つサスペンション部品が必要です。 これらの要件を満たすためには、素材の剛性、重量、部品の統合、さまざまな環境下でのライダーと自転車の空気力学などに関するフレーム設計の理解が重要になります。
Bianchi社は、Ansysのマルチフィジックス機能により、フレーム形状が全体的な性能に与える影響について把握することが可能になりました。Bianchi社は、Ansys® SpaceClaim®を使用して、ライダー姿勢の動的3Dモデルと駆動系効率性のデータを組み合わせ、タイムトライアルや競技レースの特定ステージでどの程度のパワーとパフォーマンスが期待できるかを予測することができます。また、Ansys® Mechanical™ を使用して、硬い路面に耐えられ、かつ軽量な部品材料を使用したEバイクのサスペンションの運動特性を把握し、特定することが可能になり、新しい設計アイディアにつながる興味深い機械的特性を発見することもできました。
「今回の検証での最大の発見は、フレームの剛性はトップチューブを含むすべてのチューブの幾何学的な調和に依存するという、これまで見過ごしてきた事実です。これは、Ansysシミュレーションを使用することで、フレームのどの部分が空力性能に本当に影響するのかが理解できた多くの例のひとつです。つまり、従来の常識に固執してトップチューブの重要性を無視するのではなく、作業を繰り返してさらなる最適化を求めることに意味があるということです」(Bianchi社、製品担当主任、Marco Borgonovo氏)
「自転車の役割は、レクリエーションの手段から、グリーンな移動手段へと進化しています。この変化は、低い空気抵抗、軽量フレーム、高性能を指向する人間工学的設計が望まれる傾向を反映しています。Ansysシミュレーションソリューションを使用することで、お客様はこのような大きな設計課題を少ない試作数で効率的に解決し、新製品へ向けての時間、労力、コストを削減することができます」(Ansys、グローバルセールスおよびカスタマーエクセレンス担当バイスプレジデント、Walt Hearn)
Bianchi社のEバイクE-オムニアは、2023年1月5日から8日にかけてラスベガスで開催されたCES 2023のAnsysブースで展示を行いました。
Ansysのシミュレーションは、ビジョナリーカンパニーが世界を変える革新的アイディアを、設計から現実のものにするために活用されています。50年以上にわたり、Ansysのソフトウェアは、様々な業界のイノベーターがシミュレーションの予測能力を活用して、限界を越えることを可能にしてきました。持続可能な輸送手段から高度な半導体まで、衛星システムから救命医療機器まで、Ansysは人類の進歩における次なる大きな飛躍の原動力となります。
確信をもって飛躍へ
1970年に設立されたAnsysは、本社を米国のペンシルベニア州ピッツバーグ南部に置いています。詳細は、 https://www.ansys.com/ja-jp をご覧ください。
Ansys、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。
アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のエンジニアリングシミュレーションソフトウェア、およびシミュレーションによるソリューションを日本のお客様に提供するために、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。