Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
Ansysは、シミュレーションエンジニアリングソフトウェアを学生に無償で提供することで、未来を拓く学生たちの助けとなることを目指しています。
DATE: 1/5/2023
PRESS RELEASE
ペンシルべニア州ピッツバーグ、2023年1月5日 – Ansys(NASDAQ: ANSS)のシミュレーションソリューションにより、高効率ファンと小型家電製品メーカーであるAtomberg社は、よりエネルギー効率の高い電動ファンモータの開発を実現しました。 その結果、よりスマートで持続可能、効率的なモノのインターネット(IoT)対応の天井ファンの設計が可能となり、従来のファンよりも消費電力が65%削減されました。
従来の天井ファンの1日あたりの電力消費は70〜80ワットですが、ファンブレードの駆動にはそのうちの22ワットしか使われておらず、50ワット近くを熱として純損失していることになり、環境に多大な悪影響を及ぼします。Atomberg社は、「サステナブル指向」の研究開発戦略に基づいて、既存の市場に挑戦し、新しい家電体験を提供するために設立された企業です。
Atomberg社のエンジニアは、Ansysソフトウェアを活用して、従来の誘導モータが要求する70~80ワット の消費電力に対して、28ワットの電力で動作する、より小型でエネルギー効率の高いブラシレス直流モータの設計を実現しました。これにより、誘導モータを用いたファン1台に必要な消費電力で、およそ3台のAtomberg社製ファンを駆動させることが可能になりました。
また、Atomberg社では、ファン設計のさまざまな局面において構造解析と流体力学の検討にAnsysシミュレーションを使用し、ファン全体の能率をさらに高め性能を向上させています。
「私たちのファンの設計は、エネルギー効率、素材、そして全体的なデザインや操作性の面で大きく変化しています。当社のモータ技術は常に進化を続けており、シミュレーションはその進化の過程で重要な役割を担っています。Ansysツールを使うことで、コスト最適化、製品設計、性能要件など、多様な要素の効率的な検証が可能になり、試作の必要性が軽減されています」(Atomberg社、創設者兼CEO、Manoj Meena氏)
「シミュレーションとバーチャルでの試作は、製造における二酸化炭素排出量を削減し、既定技術を使って新しい持続可能なソリューションを創出する上で、非常に有効です。Ansysは、より効率的でより良い意思決定を素早く的確な規模で行うことを可能にするエンジニアリングシミュレーションを業界のイノベーターに提供できることを誇りに思います」(Ansys、グローバルセールス、カスタマーエクセレンス担当バイスプレジデント、Walt Hearn)
Ansysのシミュレーションは、ビジョナリーカンパニーが世界を変える革新的アイディアを、設計から現実のものにするために活用されています。50年以上にわたり、Ansysのソフトウェアは、様々な業界のイノベーターがシミュレーションの予測能力を活用して、限界を越えることを可能にしてきました。持続可能な輸送手段から高度な半導体まで、衛星システムから救命医療機器まで、Ansysは人類の進歩における次なる大きな飛躍の原動力となります。
確信をもって飛躍へ
1970年に設立されたAnsysは、本社を米国のペンシルベニア州ピッツバーグ南部に置いています。詳細は、 https://www.ansys.com/ja-jp をご覧ください。
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アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のエンジニアリングシミュレーションソフトウェア、およびシミュレーションによるソリューションを日本のお客様に提供するために、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。